独立・開業ガイド(独立・開業の準備)
独立後どうやって事業を継続させ、発展させていくか?
日々の努力が大事なことは当然ですが、事前に事業内容についてどれだけ検討をし、準備をしたかがその後の成功を左右します。
事業をはじめる前に、まずは簡単なチェックをしてみましょう!
独立・開業の動機は明確ですか?
どういう目的で、何をやりたいか、はっきりしていますか?
ここがしっかり固まっていないと始まりません。
独立するといつかは必ず不安や苦難など壁にぶち当たります。この壁に打ち勝つのが、動機です。
「なぜ独立するのか」「なぜ独立したいのか」「なぜ独立できるのか」などに対する、自分自身の回答をしっかり持ちましょう。 そうすれば、独立を決断する勇気も、それを準備するパワーも、その後の日々への自信にもつながります。
開業する事業について、経験や知識がありますか?

独立するなら、経験のある業界がいいのか、それとも、未経験でもやりたいことをやったほうがいいのかと悩む人も多いでしょう。
未経験の業種は難しいと思われがちですが、しっかりと研究し、必要な学習を重ねれば、決して無理ではありません。
FC(フランチャイズチェーン)システムを活用することで経験不足を補うことも可能です。
FC(フランチャイズチェーン)とは・・・本部企業が業界経験のない人でも事業を成功させられるノウハウを、パッケージにして提供する仕組みをいいます。
資金は準備していますか?売上高や利益などを予測してみましたか?
売上(収入)は多めに、支出(費用)は少なめに、といった大まかな見通しでは不十分です。開業前、そして開業後運営していく上でどれだけの資金が必要になるのか。
また、それがどんなタイミングで必要になるのか、事業フローや売上の見込みと合わせ、裏づけのある数字に基づいて検討しましょう。
家族の理解はありますか?

身近な家族の理解が得られないようでは、事業に対する意欲が疑われても仕方がありません。信頼できる協力者としての家族は、困難を乗り越えていくときの支えになってくれます。
独立後に苦しくなった時、特に精神的にもっとも頼りにできるのは、やっぱり家族です。
特に既婚者など生活・生計を共にする相手のいる人は、独立・開業の目的や内容を十分説明した上で、それが家族の生活にどう影響するのか、確認しておきましょう。
- 収入は増えるのか減るのか?
- 収入や支出のタイミングはどう変わるのか?
- 住む場所にも影響するのか?
- 家事や育児、親の面倒は? など
必要な従業員は確保できますか?

事業を進める上で、まず自分やパートナーの能力や経験を考慮し、どんな人材が必要になるのか、何人必要なのかを検討します。
どんな分野にしても、優秀な人材を採用するには、何らかの魅力づくりが必要です。
事業が軌道に乗るまで、人件費は重い負担となります。家族労働、人材派遣会社、パートタイマーなどの活用も検討してみましょう。
事業を遂行するための技術や知識、資格、経験を持っている人材を確保しているのか。
まだなら、今後どうやって獲得するのか、協力・提携関係などによって、外部に求める方法もあります。
開業場所は決まっていますか?
業種によってはどこで開業するのかが重要となります。
一般的に立地条件の良い場所への出店は費用負担が重いので、採算が合うかどうかを慎重に検討します。
また、自己所有物件の活用や立地条件に合った商品やサービスの提供についても検討してみましょう。
予定事業に関する行政の許認可は調べていますか?
業種によっては許認可が必要になります。また、許可条件などは自治体や地域によって異なるものもあります。中には取得まで長期間かかるものもあるので気をつけましょう。
| 業種 | 区分 | 窓口 |
|---|---|---|
| 飲食店 | 許可 | 保健所 |
| 理容院・美容院 | 確認 | 保健所 |
| 中古車販売業 | 許可 | 警察署 |
| 中古車販売業 | 許可 | 警察署 |
| 金券ショップ | 許可 | 警察署 |
| 宅地建物取引業 | 免許 | 都道府県 |
| 建設業 | 許可 | 都道府県 |
| ビル清掃業 | 登録 | 都道府県 |
| 一般労働者派遣業 | 許可 | 厚生労働省 |
| 特定労働者派遣業 | 届出 | 厚生労働省 |
上記の表は、許認可や届出の窓口を記したほんの一例です。
許認可が必要な業種は、1000件以上にものぼり、自治体や地域によって異なります。
詳しくは、私ども専門家にご相談ください。










